7/28/2015

考え事「自分が役に立つ人間か」

ぼくがみんなに必要とされない理由は
ぼくが何の役にも立っていないからだ。

ぼくは役立たずだ。
ずっと前から分かっていたけど
わかっててもこればっかりは
なかなかどうこうできるものじゃない。

一番の原因はひとの輪の中に
入っていけない事にあると思う。
これは多分
練習とかでどうこうできる事じゃ
なくて
子供の頃になにか大切な事を
学び忘れてしまったんだ。

誰かが助けてくれるのを
待つ事しかできない
分かっていても脳内に
その次の行動の回路がない。

ある意味機能障害。

ぼくは自分のなかだけで生きている。
それを賢いみんなはわかってるけど
そんなこと考える価値もない。
みんな毎日が忙しいから

これはぼく自身が自分のために
解決しなくちゃいけない問題だ。

生きていればみんな少なからず
思うはずだ、
自分は必要な人間なのだろうかと。

それでも生きていたいから
いろんな理由を見つけて
また今日も人生のステージで
生きるんだ。

ぼくは自分の理想ばかり追っている。
誰の役にも立たない努力ばかりしている。
自己満足ばかりしている。

なにか役に立つ事がぼくに出来ないか?
もっと周りに目を向けて
周りのひとのためになにかできないか?
結局それも自分を見て欲しいから?
自分を救うためか?
そんなひねくれた感情が
自分を否定しまくって、何もできなくなる。
自己主張ばかりして、ぼくはまるで周りが
見えていない。

言い訳かもしれないけど、実は
周りが見えていてどんな事でも
解決策を見つけて生きていける。
そっちの方が稀なんじゃないだろうか

ぼくのように実際自分にできる事
それがわからなくてもがいているひと
そんなひとばかりなんじゃないだろうか。

自分にしかできない。使命のようなものに
めぐりえたひとは逆によっぽど
幸運なんじゃないだろうか。

そんな自分になりたいと思いながらも
なれない自分にもう何も期待していないんじゃ
ないだろうか。

そんなぼくにできる事は
精一杯
普通に生きる事なんじゃないだろうか。

最近絵を描くのがなんで苦しいんだろうか。

それを考えていた。

ぼくはひとの役に立ちたいと思っていた。
ぼくは興味の向くままでしか
絵が描けないでいる。始めから。

ひとのために絵を描く経験を
ほとんどしてこなかった。

そんなあてにならない絵描きは
やっぱり役に立たない。

こんなぼくは変わる事が出来るのだろうか。
役に立つ人間になれるのだろうか。

ひとと繋がれない人間に
明日はくるのだろうか。

孤独な人間が役に立つ日が来るのだろうか。

その答えは生産効率がたとえ悪くても
ひとと比べて理解力もなくて
アレンジ力も応用力もユーモアもセンスも
体力も色気もリズム感も信頼関係も
根性も財力も画力もモチベーションも
夢も希望も自信もやさしさも知恵も

何もなくても

描く事でしか見つけられない。
不器用すぎる。
やっぱり役立たずだ。

ぼく自身で解決しなくちゃいけない問題だと
決めつけて、自分の殻に閉じこもる
この考え自体が障害なのかもしれない。

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