9/19/2015

「〜せないかんで」について考えてみる

「せないかん」土佐弁入ってます。笑

結論から言いますと

「なぜ」の方が大事。


説明します。


親がよく子供に

「勉強せないかんで」

というと思います。

会社でも

「この仕事はこうすべき」

と言います。

暗黙の了解です。


よく言ってしまうと思いますが
きっとこれは
子供や新入社員には
わからない領域だと思います。

親や先輩は長年の経験から
わかる、人生の教訓なのですが
何にも知らないひとには
一言では伝わらないものです。

最悪、なぜ、やらなくては
いけないのかわからぬまま
疑問や不安を抱いて
生きなくてはいけなくなります。

人生の中で確かに
全ての疑問が解決して
生きていけることは
稀なのかもしれません

が、せめて少しでも不安を減らして
暮らしていけたら
精神的にいいような気がします。

ぼくもオッサンになってきたので
頼りなくも若い世代に
教えたりする側になると思います。

そこで大事なのはやはり
いちから説明できること。
わかりやすくつたえること。
そう思います。

「〜せないかん」
この言葉にひとは追い込まれる
焦りを抱いてしまうと思います。

わかっていても
ついつい使ってしまいます。
大人になってくると

せないかんことはわかってるんですよ。笑


でも「なぜ」せないかんのかが
わからない人は多いんじゃないでしょうか?

健康のためにダイエットせないかん
いい仕事に就くために勉強せないかん
夢を叶えるために努力せないかん


合言葉のように使ってしまう

こんな言葉の先にあるなぜ
自分は説明できるでしょうか。

なぜ、健康に?
なぜ、いい仕事に?
なぜ、夢を叶えたい?

人が本当の意味で
自分の力を発揮できるためには

「せないかん」よりも

「なぜ」が必要だと思います。

ぼくもそうなのですが
この「せないかん」と
言ってしまう自分から
「なぜ」せないかんのか理解できるよう
もう一度振り返ってみてはいかがでしょうか?

ぼくが思うに
この「なぜ」についてですが
それは
人それぞれだと思います。

なぜとは安心そのものです。

安らげるもの、

それとともに生きたいと思えるもの。

自分に安らぎを与えてくれるもの。


そしてそれは
人生のなかで変わるもの
だとも思います。

その都度変化するものが
実は「なぜ」の正体な気がします。

ポイント


①「せないかん」ではわからない


②「なぜ」が大事


③「なぜ」とは安らげるもの。

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